34歳独身男の考えごと

34歳独身男が自分に正直に我が道を生きて行くために考えたことを綴ります

インドでプリペイドsimを買ってみた

実は、現在、長期出張でインド南部のチェンナイに滞在中。
昨日、プリペイドsimを購入したので、今後インドで同じようにプリペイドsimを買う人のために、記録に残しておく。
※この情報は2015年10月現在の情報

[キャリア選び]
日本と同じようにインドにも複数のキャリアがある。
自分がチェンナイの街中でショップを見たことがあるものだと、下記の3つ。

この中だと、契約数やTV CM等の広告規模など、全ての観点でairtelが最大のキャリアである。
また、airtelのみが4G(=LTE)サービスを提供している。

そのため、はじめはairtelのプリペイドsimを買うつもりでいた。
だが、Webや会社の人から情報を集めていると、airtelのプリペイドsimを買うのは以下のように少しハードルが高いようだ。

  • airtelのWebサイトでは、チェンナイ市内のairtel storeでプリペイドsim購入可能と明記されていない
  • airtelのWebサイトの契約時必要書類のページにたどり着けなかった
  • 会社の人いわく「以前に一度買ったことあるけど、その時は予めairtel storeに連絡し、指定された日時にお店に行って購入した」

この時点で、airtelのプリペイドsim購入は断念。

次に候補としたのはVodafone

  • チェンナイの街中だとairtelの次に広告看板やショップを見かける
  • VodafoneのWebサイトにおいて、Vodafone storeでプリペイドsim購入可能なことや、必要書類について明記あり
  • 会社に社用iPhoneのsimがVodafoneの人がいるのだが、実測で1.5Mbps以上の速度が出ているとのこと

WebサイトでVodafone storeを検索したところ、行動範囲に店があるようなので、Vodafoneに決定。

[端末の準備]
どのキャリアと契約するかを問わず、インドで、通話・SMS・3Gデータ通信を行うには下記を満たす端末が必要。

※日本で売っている国際ローミング可能な携帯の場合、GSM900とGSM1800の両対応がほとんど
DoCoMoSoftbankスマホの場合、Band1には必ず対応している
※storeの人にAPN設定等を行ってもらうことが多いので、iPhone/Xperia/Galaxyなどメジャーな機種がオススメ
※インドだと中国製などの安価なAndroidスマホが1万円程度から購入できるので、新規購入も選択肢の一つ

自分は日本からsimロックフリーのiPhone6を持って来ているので問題無し

[契約必要書類の準備]
どのキャリアと契約するかを問わず、下記の書類が必要。

  1. パスポートの原本
  2. インドでの滞在先住所を証明する文書
  3. 日本での現住所を証明する英文証明書
  4. パスポート申請用サイズの写真(キャリアの店が指定サイズにカットしてくれる)

2はホテルに滞在しているならば、ホテルにレターを発行してもらうのが楽。
3は国際運転免許証しか思い付かない。

自分は1~4を全て持っていたから問題無かったけど、3は持っていない人多いと思う。
あくまで他の人のblog等からの推測だけど、2と3は一方でも契約とおせるような気がする。
(2か3の一方で契約をとおせた人はコメントくれるとありがたい)

(2015年10月26日追記)

先週末、会社の同僚が、ホテルのレターのみ(日本の現住所を証明する英文証明書無し)でプリペイドsimを購入できたようです。場所はチェンナイ市内のVodafone store。

[キャリアショップの選択]
Vodafoneの場合、Vodafone StoreとVodafone Mini Storeの2種類のストアがある。
Vodafone Storeだと日本のDoCoMoショップと同じような規模なので、Vodafone Storeに行くのがオススメ。
アクチベーションも手伝ってくれる可能性が高い。
必ず、VodafoneのWebで正規ストアの場所を事前に調べてから行くこと。
(現地の人に英語でいう場合、Vodafone showroomというと理解してもらえるはず)

[実際の契約の流れ]
自分の場合の流れを書いておきます。
下記の流れでアクチベーション含めて1時間ぐらいで完了。

ショップに行ったら、「プリペイドsimを購入したい」といえばトークン発行のうえでカウンターに通してくれた。
自分:「プリペイドsimを購入したい」
店員:「simサイズはノーマルorマイクロ?」
自分:「iphone6用のナノが欲しい」
店員:「OKサー。パスポートと写真ある?」
自分:「はい」(パスポートは、コピーと写真撮影のうえ、すぐに返してくれた)
店員:(猛烈な勢いで書類を作り始める)
店員:「住所を証明する書類ある?サー」
自分:「滞在中のホテルのレターだけど、これでいい?」
店員:「構わないサー。(レターを見た後に)このマネージャーの携帯番号知ってる?サー」
自分:「スマン、分からない」
店員:「OKサー。」
店員:「(ホテルに電話し)滞在客がレターもってプリペイドsim買いに来てるんだけど、マネージャーの携帯番号教えて。XXXXXXXXX?ありがとう。」
店員:(猛烈な勢いで書類をさらに作る)
店員:「現住所を証明する書類ある?サー」
自分:「国際運転免許証でいい?あと日本の住所なんだけど。」
店員:「OK、サー。」
店員:(猛烈な勢いで書類をさらに作る)
店員:「ここにサインしてサー」
自分:「はい」
店員:「ありがとうサー。ちょっと待ってて。(バックヤードに消えていった)」
店員:数分後「あなたのiphone貸してサー」
自分:「はい」
店員:「(sim装着してゴニョゴニョした後)今からアクチベーションの電話をするので、電話相手に名前・住所・親の名前を言ってね」
自分:「OK!(アクチベーションしてくれるんだ!ありがとう!!)」
店員:「(iPhoneに届いたSMSを確認後)アクチベーションできた。使えるか確認するので少し待って。(発着信できることを確認してくれた模様)」
店員:「全てOKサー」
自分:「OK。どうもありがとう」

[アクチベーション]
インドの携帯回線は契約完了後にアクチベーションを行わないと使用不可。
アクチベーションは専用番号(Vodafoneなら171)に契約者本人が連絡し、名前・住所・親の名前を契約書どおりに言う必要がある。
自分のように英語が得意じゃない場合、アクチベーションで苦労する可能性があるので、キャリアショップで契約するのがオススメ。

[リチャージ]
プリペイドsimなので、通話・SMS・データ通信に使用する料金は予め支払う必要がある。
契約時の初期チャージに追加で行う、この支払いをリチャージという。
Vodafoneの場合、キャリアショップとWebで可能だが、Webではインド発行のクレジットカードのみ使用可能なので要注意。

[その他]
・インドらしからぬスムーズかつ丁寧な対応で回線開通まで完了できた
・回線開通後しばらくiPhoneに「アクチベーション必要」とメッセージが出るが、しばらくしたら出なくなる(お店の人が教えてくれたとおり)
・データ通信は自分の滞在先ホテルでは、実測で2Mbps弱出ている
・この情報をもとに、契約できた/契約できなかった、等あったらコメントください