携帯電話契約をMVNOに一本化できるか?その1
インド長期出張が終了し帰国した後のことを考えていて、携帯契約をMVNO一本化したら月々の携帯コストを大幅にカットできるのでは?と感じ、検討してみた。
MVNO一本化への検討に至った経緯は以下のとおり。
- インドへ長期出張するにあたり、simロックフリーのiPhone6を購入済
- インド長期出張前に使っていたAndroidはボロボロ(磁気センサとモーションセンサが故障)
- 2015年12月で月々サポートが終了
- もし現状で機種変更すると割高な新料金プランへ移行する必要あり
あと、現状の携帯電話使用状況も下記に書いておく。
[現状の携帯電話料金]
まずは月々サポート終了後、機種変更をしない場合に基本料金がいくらになるか計算してみた。
合計:6849円(税抜:6523円)
- タイプXiにねん :743円
- Xiパケ・ホーダイライト定額料:4700円
- spモード/メール等含む:300円
- 留守番電話:300円
- キャッチホン:200円
- メロディコール基本:100円
- オプションパック割引料:-200円
- ケータイ補償サービス利用料(380):380円
- タイプXiにねん :743円
契約キャリアはDoCoMoなんだけど、た、高い!
機種変更したら、この料金がもっと値上がりするの?!
[MVNO選定]
MVNO一本化した場合の料金を計算するために、まずはMVNOを選定する。
MVNO回線に自分が求める要件は、ザックリと以下の感じ。
次に、通話と留守番電話が可能なMVNO回線を
留守番電話サービスがあるMVNO(格安SIM)比較 | MVNO(格安SIM)比較
から探し、さらに
NTTドコモの主要なMVNEとMVNOの関係をAPNから整理してみた | BLOGRAM
を基に、DoCoMo回線を使用していて、かつ、MVNO自体がMVNEである事業者のみに絞った結果は以下のとおり。
- mineo
- freetel mobile
- IIJmio
さらに、この中で”(個人的な視点で)ライフラインを任せられる”となると、mineoとIIJmio。
両者のコストの違いは解約時の制限のみ。
- mineoの解約制限:契約から12か月以内にMNP転出する場合、MNP転出手数料が11,500円に割増
- IIJmioの解約制限:(12か月-利用開始月を0か月とした利用月数)×1000円(税抜)の契約解除料が必要で、MNP転出時にはMNP転出手数料が別途3000円必要
IIJmioでMNP転出する場合の手数料が11000円以下になるのは、契約開始から5ヶ月目以降か。
回線品質は、下記情報によればmineoのほうが良いよう。
MVNO格安SIMの速度比較 10月 IIJmio/NifMo/楽天/FREETEL/OCN/BIGLOBE/DMM/UQ mobile/mineo/ぷららモバイルLTE他 | 格安スマホ回線研究所
実は、IIJmioのsimカード持っていて、9月の一時帰国時に使ったけど、使い物にならないような速度低下は感じなかったので、大きな問題は無いと思う。
また、どう考えてもIIJmioのほうが技術力はある(*1)ので、IIJmioを選択。
*1:au回線のMVNOで使える構成プロファイルの可能性を見出したのはIIJmio(てくろぐ: APN構成プロファイルの変更でiPhone・iPadの通信が安定?)
[MVNO一本化した場合の携帯電話料金]
合計2052円(税抜:1900円)
- 基本料(通話+3GB):1600円
- 留守番電話:300円
安い!毎月約5000円も安い計算ですね。
[MVNO回線に一本化により受けられなくなるサービス]
良い機会なので、キャリアメールはお別れし、GmailかOutlookに切り替えよう。
問題はおサイフケータイ…
まあ、iPhone6自体がおサイフケータイを使えないから諦めるしかないけど、対応策は考えないと。
これは、移行可否や移行スケジュールとあわせて、次回検討しよう。